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周囲に合わせるところ、自分を貫くところ

こんにちは、れんげ舎公式note編集長の志摩です。

れんげ舎はこの度、拠点を移転しました!新宿から、中野へお引越しです。春は変化の季節ですね。個人的にも、自宅の引越しや、仕事での部署異動など、環境の変化が年明けから続いており、自分でも気付かないうちに疲れているようなことがよくありました。

今回は、そんな変化の中で感じたことを書きました。

環境が変われば自分も変われる?

環境が変化すると、自分もちょっと変わったような気がします。

心機一転でやる気もあるし、覚えたり整理しないといけないこともあるし、いつにも増してテキパキと動けているような気になります。

新しい人たちとの出会いも、自分が変わったように思わせてくれます。まだお互いに距離がありますから、様子をうかがいながら話しかけてみたり、気を張って感じよく受け答えしてみたり、こちらのふるまいもいつもとちょっと変わります。

それが自分じゃないとは思わないけれど、ずっとこのままじゃ疲れそうだな…という予感もあります。

周囲の環境や人間関係は、表現している自分に対応して構築されていきますから、もし「嘘の自分」を表に出したら、最初は気楽なようでも後々苦しそうです。

周囲に合わせるところと自分を貫くところ

変化の中で感じていた疲れは、多くは「環境に慣れなきゃ」という緊張から生じているようでした。周囲に合わせるところ、自分を貫くところ、そのあたりの判断の連続になります。

ありのままでいるということは、とにかく自分を貫くということではなくて、他者や環境とも関わりを持ちつつ、自分であるということ。

自分は自分だから、と環境から自分を切り離してしまっては、自己満足の世界に閉じこもることになり、周囲との関わりがなくなってしまいます。周囲との関わりを拒絶したことと引き換えに成立する自分らしさなんて、むしろ嘘っぽいと思うのです。

周りに合わせることは「自分がない」と言われたりしますが、「自分」は移ろっていくものです。たとえば「誰かといたい」時もあれば「一人でいたい」時もあります。一人の人間に中にも、移ろいや、矛盾した感情が存在するものです。

むしろ思い切りブレてもいいのでは…

ある日の通勤の電車で「ブレない自分をもとう」というセミナーの広告を見かけました。ありがちですよね。個人に注目が集まる時代だからこそのコピーだと思います。

見た瞬間に、ブレない自分になんてなりたくないなと思いました。
合わせると貫くの間を行ったり来たりしながら、「私はこれでよし」みたいに話を終わらせずに、むしろ、ちゃんとブレながら生きていこう、そう思いました。

新拠点でも、そんな格闘が繰り広げられるのでは…と思っています。拠点でのことは、また報告させてください!

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