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ヴィンテージウッドの木箱を使ったローテーブル【れんげ舎にあるモノ⑧】

れんげ舎にあるモノを紹介するコラムです。たかがモノ、されどモノ。そのモノが選ばれたのには、それぞれストーリーがあります。そんな小さなストーリーを紹介していけたらと思います。今回は伊達が担当します。

カフェ経営をしていたときに購入した、古木の木箱

れんげ舎のソファーの前にあるローテーブルは、ヴィンテージウッド(古木)の木箱二つを逆さにして、天板用に、木箱に合わせてカットしたアクリル板を置いたものです。

もともと、この木箱は、れんげ舎がカフェを経営していた時期に購入したものです。カフェにはお客さまが自由に読める雑誌を置いていたのですが、そのマガジンラックとして使っていました。ウッディな店の雰囲気内に合わせて選び、お店になじんでいました。

れんげ舎が経営していたカフェ「金魚玉珈琲」

木箱を趣のあるローテーブルに!

数年前、新宿に拠点を移す際、メインルーム以外に、作業やちょっとした打ち合わせができる部屋があるといいよねと、サブの部屋がある間取りの事務所を選びました。

サブの部屋は「ソファとローテーブルを置いて、作業や打ち合わせができるようにしたい!」という構想でしたが、メインの部屋に新しい什器などを導入してお金をかけるので、こちらの部屋はなるべくあるものを活用していきたい、ということに。

ソファは前の拠点で使っていたものがありますが、ローテーブルはここに合う小ぶりのものはないな…というときに「カフェで使ってた木箱がいいんじゃない?」と長田が言いました。

ただ、この木箱は「ヴィンテージ風」ではなくて本当に古木なので、板の幅などは少し大きさも違っているし、隙間もあってただ逆さにしただけでは使えない。私にはこれをローテーブルにできるという発想はなかったので、どうやって…?と思いました。

「木の厚みと合ったアクリル板を選んで、ぴったりの大きさにカットしてもらって置けば、天板になるよね。」
「あと、この箱の中に照明入れて、リラックスモードのときに点灯したらいいんじゃない?」と長田。

早速、前拠点で使っていた照明を箱の中に入れてつけてみたら、素敵な雰囲気に…!

照明で一気にリラックスモード

これはいいね、ということで、天板にするアクリル板をオーダー。二つの箱の木枠の大きさは微妙違うので、ぴったりになるようにそれぞれ採寸して注文しました。箱を逆さにして、届いたアクリル板を置くと、使い勝手もよさそうなローテーブルができあがりました!

中野の拠点に移ってから、照明は入れていませんが、今もソファの前のローテーブルとして使われています。

「こういう状態がいいよね」というところから発想する

私はついつい目の前のことや課題に目がいきがちなタイプで、モノがあったらこれをどう使おう?と考えてしまいがちです。でもどういう部屋にする?それにはどういうものがあるといい?から発想すると、あるモノもちょっと意外な形で活用できたりするものだなと思いました。

れんげ舎では「理想の状態は?ということをまず考よう」とよく言っていますが、組織の理想の状態といった大きいことから、プロジェクト、自分のタスクなどの小さなことまで、理想は?ということから発想するのって大事だなと思います。


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