多数の初参加!生き方を開発したい人ってこんなに大勢いたんだ…「生き方開発lab」開設イベント2DAYS開催レポート
この夏に創出した新しい場「生き方開発lab」の開設イベントを8月6日〜7日の2日間にわたって開催しました! 猛暑の合間に、外の風を感じなからじっくりとお話しできました。イベント終了後には、みんなで乾杯も!楽しかったイベントの様子をレポートします。
いよいよイベントスタートです!
13時を過ぎると、徐々に人が集まってきました。暑い日だったので、ひんやりウエルカムドリンクでお出迎え。初めましての人、懐かしい人、次々と人が集まります。
ちなみに、1日の流れはこんな感じ。
基調講演は代表の長田が担当しました。「生き方開発lab」とは何なのか、どんなことをどんなスタイルでしようとしているのかをお話しします。笑いも多く、ゆったりとした空気の中、話が進みます。
話が一区切りしたところで、参加された皆さんの自己紹介です。遠方からの参加者も多く「◯◯から来ました△△です」という自己紹介にどよめきも。
初めましての方も多かったのですが、れんげ舎の従来のつながりから参加してくださった方々も、接点のあった時代もジャンルも様々で、なんというかクロスーオーバー感がすごかったです。
新しい家族、新しいあそぶと働く、新しい宗教と精神性から掘り下げよう
labの説明パートの中では、今年度に扱う3つのテーマも発表されました。
ひとつめは「オルタナティヴ家族」。万人を幸せにするわけではない現在の家族制度に縛られず、新しい家族の形(生きるために必要な単位)を開発することが目的です。
近代家族とはいつどのように成立したのか、「家族が大切」というメッセージが発せられたのはいつか、諸外国の家族の歴史や形は…などなど、すでに当たり前になっていることを調べ、要素分解して、再構築していきます。
ふたつめのテーマは「あそぶと働くの未来」です。あそびと仕事を最初から分けてしまわずに、それぞれの本質を見極め、新しい「あそぶ」と「働く」を開発します。
「働かざるもの食うべからず」って言うけれど、いつどのようにそれが始まったのか。労働は尊いという価値観のはじまりは…?今回の発表では、江戸時代と現代をメインに、日本人の働くことへの態度や求めていることなどを比較しました。
3つめのテーマは「オルタナティヴ宗教」です。哲学・宗教・精神性、本当はすごく大切なのに遠ざけられている要素を、私たちの手元に引き寄せていきます。
カルト宗教問題で大騒ぎの昨今ですが、宗教や精神性って、本当はそんな特異なものではなかったはず。
日本は「無宗教」などと言われますが、信仰の有無にかかわらず、宗教的なものに大きな影響を受けています。私たちは何に根ざして生きているのか、コロナで価値観が揺らぐ今こそ、かつての土台であった宗教を調べてみましょう。もっと安心して、思い切り「抽象度の高く深くて大切な話」をするための方法を開発していきます。
定義ははっきりしないのに、当たり前にある普通
次に、参加者のみなさんと小グループに分かれて、テーマについて話しました。初日は「オルタナティヴ家族」を、2日目は「あそぶと働くの未来」を、それぞれ扱いました。
それぞれのテーマについて、調べてきたことの発表があり、知的基盤を共有しながら話し合うという流れでしたが、これはlabでも大切にしたいスタイルです。
色々な人の本当に多様な考え方や感じ方に触れながら、既存の選択肢を疑う視点は、自分らしくて新しい生き方を模索する際に必要だと痛感しました。
「生き方開発lab」のメンバーシップ
というわけで、エキサイティングな2日間ではじまった「生き方開発lab」ですが、メンバーの募集が8月23日(火)から始まります。
このような2つのかかわり方が可能です。詳細は8月23日に発表しますので、こちらのれんげ舎の公式noteをご覧ください。また、メルマガ『冒険と灯台』の購読をしていただければ、必ずお知らせが届きます。
仲間と取り組む楽しさを先取りした2日間
イベント終盤は、みんなで交流も兼ねて乾杯です!テーマトークでは話しきれなかったことや、自分の日常や生活のことなど、いろいろと話しました。
生き方は一人ひとりの問題ですし、どう生きるのはか一人ひとりが決めること。でも、こうして共通の想いをもつ人たちと出会い、語れる場があると、勇気が湧いてきます。そして、単純にすごく楽しい。生き方開発って、楽しくなきゃダメですよね。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!そして、興味を持ってくださったみなさん、ぜひ次回お会いしましょう!